移流方程式とかCIP法とかのメモ

CIP法についてふれたのでメモ程度にまとめてみる。

移流方程式は、cを伝播速度(ここではとりあえず一定)とすると、

\frac{\partial f}{\partial t}+c\frac{\partial f}{\partial x}=0

で表される。
元の関数fの空間微分

g=\frac{\partial f}{\partial x}

に対する移流方程式を考えると、

\frac{\partial g}{\partial t}+c\frac{\partial g}{\partial x}=0

と表すことができる。この微分方程式をコンピュータで解いてやると、割と良い結果が得られる。

時刻nでの x_{i} , x_{i-1} 間のプロファイルを

F^{n}_{i}(x)=a_{i}(x-x_{i})^{3}+b_{i}(x-x_{i})^{2}+c_{i}(x-x_{i})+d_{i}

としてやるといい感じになる。
また、有理関数を使うと、

F^{n}_{i}(x)=\frac{b_{i}(x-x_{i})^{2}+c_{i}(x-x_{i})+d_{i}}{1+B(x-x_{i})}

aとかbとかcとかdとかBとかは条件を入れて計算する。
有理関数を使った方が精度が良い。

ちなみに移流方程式の風上差分近似のプロファイルは

F^{n}_{i}(x)=\frac{f^{n}_{i}-f^{n}_{i-1}}{\Delta x}(x-x_{i})+f^{n}_{i}

となる。
小文字のfはすでに分かっている値。


・・・でいいのかな。次はプログラムにしてみよう。


CIP法 - Wikipedia